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クローゼットの片付け

整理収納|洋服が多すぎるのに着る服がない!解決策は『適正量』

洋服がありすぎる

先日、お友達のワーキングママ宅に、整理収納サービスに行ってきました。

ワーキングママって、本当に忙しいですよね。お子様のお世話はもちろん、家事、仕事と、それはそれは毎日あわただしくて、一日が終わるころには、クタクタ、ヨレヨレに。

正直、片付けどころではありませんね。

ところで、ワーキングママのお悩みのひとつとして、『毎日の服えらび』があがるのではないでしょうか。

洋服がありすぎる

洋服は、家の中で片付けられないアイテムとしてベスト3に入るともいわれます。

お友達ママも類にもれず、クローゼットはパンパン、しかもあちこちの部屋に洋服が散乱しているという状態。

そして、洋服がありすぎるのに、なぜか着る服がない!という怪奇現象?が起こっていました。(怖いですけど、ありがちですね~。)

ということで、さっそく洋服の片付けに着手することになりました。

今回、洋服の整理収納に掲げたキーワードは「適正量」

実は「適正量」を決めると、整理収納が格段に楽になるのです!

今日は、整理収納の5つの鉄則」のひとつ「適正量」を利用した洋服の整理収納についてお伝えしていきます。

洋服が片付かない理由とは

たくさんの子供服

洋服が片付かない理由はたったひとつ

洋服が片付かない、散らかる理由は、実はたったひとつ。

それは「洋服が多い!」から。

あたりまえですが、洋服が片付かないのは「洋服がたくさんありすぎる」からなんです。

「洋服がたくさんありすぎる」→「把握、管理できない」→「片付けられない!」となるのですね。

このような場合は、洋服を適正な数にしていくことが必要です。これが「適正量」を決めるということです。

洋服の片付け方

まずは次のステップで、洋服を片付けていきます。

すべての服を取り出す

からっぽのクローゼット

お片付けの第一歩としては、まず片付けたい物をすべて出すことが大事。

お友達ママの場合も、家中のすべての洋服を取り出して、一か所に集めてみました!(これだけでも気分がすっきりしますよ♪)

このとき、集めるついでに、ざっくりと分類しておくと、作業が効率的にすすみますよ。

ざっくり仕分け術

分類する

集めた服を分類します。分類は次の2ステップで。

①この一年以内に着用したかどうかで分類

②用途別に分類(プライベート用、ビジネス用など)

さてさて、お友達ママ宅でも、①の分類作業が終わり、用途別分類をしている途中で、お互いふと気づいたことがありました。

それは、やたらとボーダーの服が多いこと!

ボーダーの服が多すぎ

Tシャツやニット、ワンピースなど、ボーダーのオンパレード!その数30着余り!

ボーダーの服の山を前に「ボーダー好きにもほどがある…。」とは本人の弁。二人で大笑いしてしまいました。

にい
にい
カワイイから、ついつい買っちゃうんです~!
いち
いち
その気持ち分かるわ~!

しかし、ここで笑ってばかりはいられません!果たしてボーダーの服がこんなにも必要なのでしょうか。

ボーダーの服の「適正量」はいったい何着?

適正量の決め方

疑問をいだく

ここで大事なことは、「適正量」とは自分にとって必要な数はいくつかということ。

他の人が「何着あればよい」とは決められないのです。

では、どのようなことをポイントに決めていけばよいかをお伝えします。

生活スタイルに合わせて

親子で公園

まずは、適正量を生活スタイルに合わせてきめるという方法です。

ボーダーの服はカワイイけれど、改まった場所では、すこしカジュアルな印象になりすぎてしまいそう。そうなると、プライベート中心で着ることになりそうですね。

お仕事のない週末に活躍するとして、月に何回着るか、などというように、適正量を導いていきます。

また、ボーダーの服は、幅の違いがあるにせよ、人からみたらどれも同じように見えてしまうかもしれません。同じ色の物は複数なくてもおしゃれにも支障がなさそうです。

ということで、週末のプライベート用なら「アイテム別の色違いで、それぞれ2着まであればOK」といった具合に数を決めていくわけですね。

 

今回、プライベート用の洋服は、ある程度充実していたのですが、ビジネス用の洋服が足りないことにも気づきました。

この点が、洋服がありすぎるのに、着る服がない」といった謎を解くカギだったのですね。

仕事用

週5日通勤するうち、スーツやジャケットの適正量はどのくらいか、クリーニングの周期や季節などを考慮して決めていきます。

結果、季節ごとのスーツ2着と、ジャケットやカーディガンなどをそれぞれ2着、インナー5着となりました。

収納スペースに合わせて

クローゼットの中身区分け

次に、お住いの収納スペースに合わせて決めていという方法です。

適正量は、自分で決めてよいとはいえ、洋服を収納するスペースには限りがあります。

そこで、収納スペースから逆算して「適正量」を決めていくのです。

たとえば、クローゼットの半分だけとか、引き出し2段分に入るだけといった具合です。これはとても分かりやすい決め方ですので、ぜひ試してみてください。

クローゼットに目印をつけておく

その他のアイテムも同様に

黒いパンプスを何足持つか

靴や、バッグも洋服と同様に適正量を導いていきます。

たとえば、仕事用の黒いパンプス2足、ブラウン1足、ベージュ1足、赤1足…。これだけあれば、服に合わせてかなり充実したコーディートができそうです!

適正量を決めるメリット

このように適正量を決めることで、次のようなメリットがあります。

余計な物を買わなくなる

お財布にもやさしい

手持ちの洋服の適正量を決めることで、アイテム数を意識することができます。

このアイテムは3着まで、などといったルールが決まれば、ついつい同じような物を買うことに歯止めがかかるでしょう。

同時に、本当に必要な服が分かりムダな買い物をすることがなくなってきます。

お財布にもやさしいですね♪経済効果が見込めそう!

 

片付けが楽になる

片付けがきちんとできる

そして、片付けが楽になります!

適正量は、生活スタイルや収納スペースから導きだしたものなので、いつも一定量を保てることになります。

決まった数のものだけを片付ければよいので、片付けが楽に、またすぐに散らかる心配もなくなることでしょう。

 

いかがでしょうか。

自分にぴったりの「適正量」を決めて、ワードローブを完成させれば、もう服選びに迷うことはなし!

忙しいワーキングママの、ストレスもひとつ解消されそうですね☆

 

 

 

 

 

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