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上手な片付けの仕方

片付け実例レポート|押入れの整理整頓はこの手順で行う

家の中でもっともデッドスペースになりがちな場所の代表はなんといっても『押入れ』。

今日は押入れの片付け実例をご紹介します。

我が家の押入れに何が入っているか分からない!

整理収納実例データ

さいたま市在住 30代のワーキングママ ヒロさん

家事に子育て仕事と忙しさMAXのヒロさんの最大のお悩みは、寝室となっている和室押し入れの収納です。引っ越したときにとりあえず物を納めた結果、何か入っているか分からない状態になっています。普段使いの布団をしまうスペースがなく、和室の隅に出したままの状態にストレスを感じています。

ご主人様、4歳女の子と3人暮らし

3LDKマンションの和室押入れ

いち
いち
 今回の押入れの形は、イラストのように襖3枚分です。

整理収納のBefore&After

それでは、押入れの整理収納Before&Afterをご覧ください。まずは左側の空間からです。

Before

ハンガーパイプが入れてあるものの、うまく洋服をかけることができていません。お客様用のマットレスや、使っていないクッションなどが無造作に収められていました。

After

左側の空間は、布団の指定席としました。普段使いの布団は、出し入れしやすい上段に、使用頻度の低いお客様用は、下段に収めます。布団乾燥機も一緒に収めておくと使う時に探す心配もなくなります。

いち
いち
 良く使うものは、取り出しやすい位置に収めるのがいいよ!

 

つぎに中央の空間です。

Before

ご本人さえも「なんだこれ?」というほど中央の空間は乱雑な状態に。入るだけ、どんどん物を収めてしまったため、奥のケースは開けることができません。この空間は、徹底的に「必要な物」と「不必要な物」を分けていくことがポイントとなります。

After

中央の空間は洋服の指定席としました。もともとあったハンガーパイプを利用して、今の季節に活用している洋服を収めます。下段のバスケットは、一度着ただけでは洗濯をしない、パーカーやニット、ジーンズなどを入れておける、名付けて「とりあえずBOX」。このBOXのおかげで、部屋に脱ぎっぱなしになっていた洋服を、すっきりしまうことができるようになりました。

いち
いち
 今回の「とりあえずBOX」のように、すこしラフも空間を作っておくと便利ですよ。

 

最後は右側の空間です。

Before

ここは収納ケースが並んでいて、一見片付いているように見えます。しかし、収納ケースの中には、実は使っていない物もたくさん入っていました。

いち
いち
 なかなか良いかんじもするけど、中身を把握できていないので、探し物ばかりになっちゃうね。

After

今回はハンガーパイプに掛けることが適切でない、Tシャツや下着などの指定席としました。まずは中身の把握を行います。次にご主人や奥様、お子様と所有者別に区別してケースに収めました。この時も、使用頻度や所有者の背の高さなどを考慮して、使いやすい位置に物を収めていきます。

下段は季節ごとのアイテムを収めてあります。衣替えもの手間も軽減できますね。

いち
いち
 引き出しにラベルシールを貼っておくと分かりやすいね。

押入れの整理整頓|手順はこうする

すっかり生まれ変わった、ヒロさんの押入れ。この押入れの整理整頓をどういった手順で行ったのかをご紹介します。

手順はたったの3つ

押入れの整理整頓の手順は次の3つでOKです。

全て出して気分もすっきり!

押入れの中身を全て出すのは、すこし勇気が必要かもしれませんね。今回ご紹介したママの作業時間は6時間です。一日時間がとれれば何とかなるので、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。

物の分け方は段階別に

物の分け方は実はさまざまあります。この押入れの場合は、次のように段階別に分けていきました。一例となりますが、参考にしてみてください。

 

いち
いち
 物を段階別に分けたら、それぞれ必要な物と不必要なものを考えてみましょう。
にい
にい
 なんか全部必要に思っちゃうんですが
いち
いち
 洋服は、一度着てみるといいですよ。流行や体型の変化もあるからね。捨てられない理由はいろいろあるので、次の記事も参考にしてみてね。
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物は使いやすくしまう

分けたものをしまう際には、使いやすさを考えていきましょう。使用頻度が高い物は取り出しやすい位置にしまいます。また使用目的が同じものは一緒にしまうと便利です。

収納スペースにも賃料がかかっている

いかがでしたか。押入れの整理整頓は以上の手順で行えば、きっとうまくできると思います。

押入れのような作りつけのスペースは、一般にお住まいの床面積の10~15%くらいあるものです。収納スペースにも費用がかかっています。せっかくのスペースですから、ムダにせず、もっと有効に活用したいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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