「整理収納アドバイザーとインテリアコーデイネーターは、何がちがうの?」という質問です。
そもそも、整理収納アドバイザーとインテリアコーディネーターは、どういったことをしてくれるのか、具体的なイメージがわかない方も多いと思います。
私自身もお客様から「どんなことをしてくれるの?」と尋ねられたことがあります。
今日は、整理収納アドバイザーとインテリアコーディネーターの仕事内容についてお伝えしていきます。
整理収納アドバイザーの仕事
仕事整理収納アドバイザーは、ハウスキーピング協会が認定する資格です。
「お片づけのプロ」と言うとわかりやすいかと思います。
片付けが苦手だと感じる人はたくさんいらっしゃると思います。
片付けが進まない理由として、「性格がずばらだ」とか、「めんどくさい」などということがあげられます。
整理収納アドバイザーは、そのような方に寄り添って、整理を促進させると言う役割を担っています。
実は、片付けができないのは「必要なもの」と「不必要なもの」の区別ができていないためです。
整理収納とは、「物の区別」、「物の収納」、「物の整頓」の3つの手順で行います。けれど多くの方は、これらの正しいやり方をご存じないのです。
整理収納アドバイザーは、整理収納の正しいやり方をご紹介し、お客様自身が整理収納を実現できるよう、サポートしていきます。
インテリアコーディネーターの仕事
インテリアコーディネーターはインテリア産業協会が認定する資格です。
家具の選定や配置内装の仕上げや配色、照明等をコーディネートしていきます。レイアウトのスキルや、仕上げの材料の知識が必要とされます。
部屋を美しく見せるには、物の配置や色の選び方に決まった法則があります。インテリアコーディネーターはその法則に従って空間を仕上げていきます。
またコーディネートには、建築家や照明デザイナーといった、各方面の専門家たちを束ねるいう意味もあります。
最終的に、お客様が心地よく過ごせる空間をつくるため、調整をしていきます。
お互いがプラスαの関係
これは、わたしが仕事をしていて実感していることなのですが、整理収納アドバイザーとインテリアコーディネーターは、お互いにプラスαの関係にある思います。
美しく整ったインテリアは、物の整理をしてからでないと実現しません。
整理収納した後に、お客様のお好みに合わせて空間をしつらえていくには、インテリアのスキルが必要です。
お互いが、お互いを補完しあうことで、より快適な空間が完成します。整理収納アドバイザーとインテリアコーデイネーターが、相乗効果を生み出すのです。
では、両者に仕事を依頼しなくては、ならないかというと、そういうわけでもありません。
実は、整理収納アドバイザー兼インテリアコーデイネーターといった方もたくさんいらっしゃるからです。
わたしもその一人ではありますが(笑)
それぞれが暮らしのスペシャリストとして、快適な暮らしの実現を、お手伝いをさせていただきます!
どんなエキスパートがいるのか
さらに整理収納アドバイザーとインテリアコーディネーターは、それぞれ得意分野が細分化されています。
例えば整理収納アドバイザーの中には、企業の整理整頓に関する知識を備えた方、小さなお子様や小学生を対象とした教育現場を主としている方などもいらっしゃいます。
インテリアコーデイネーターは、住宅の他、店舗を得意とする方、オフィスのレイアウトを専門とする方など、これも多岐にわたっています。
相談内容に応じたエキスパートを選んで
もし、収納やインテリアに関してお悩みがあるようでしたら、相談内容に応じて、どんな専門家に依頼したら良いのか、検討してみてください。
整理収納アドバイザーやインテリアコーデイネーターのブログなども参考になるかと思います。
https://www.interior.or.jp/ic/
ハウスキーピング協会や、インテリア産業協会のホームページにも、全国のアドバイザーやコーデイネーターを紹介しているページもあります。
お悩みに寄り添って
「整理収納アドバイザーやインテリアコーデイネーターは、何がちがうの?」
「何をしてくれるの?」
日頃ご質問をうけることがあるので、仕事内容を中心にご紹介してみました。
居心地のよいお部屋の定義は人それぞれですね。
わたし自身は、整理収納アドバイザーやインテリアコーデイネーターとして、お客様に寄り添ったアドバイスができるよう、コミュニケーションを第一につとめさせていただいております。
少しの工夫とお片付けで、お客様の暮らしがより快適になるお手伝いができればと思います。
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