季節の変わり目、毎朝「着るものがな~い。」とお悩みではないでしょうか。わたしも、去年の今頃は一体何を着てたの?と不思議に思うことがあります。
洋服コーディネートに迷うと一日の気分も上がりません。そんなストレスを解消するために、衣替えをしましょう!
今日は上手な衣替えのコツと、リバウンドしないクローゼットの収納方法についてお話ししていきます。
Contents
衣替えのコツ1|洋服を見直そう
衣替えを上手にするコツは、なんといっても持っている洋服の見直しが一番です。
クローゼットは扉で中身が見えないので、雑然としていても普段は見逃してしまいがちな場所です。とりあえず収納した洋服や小物がひしめきあっていませんか。
まず、これらの棚卸をすることが必要です。
衣替えは、クローゼットを整理する絶好のチャンスです。クローゼットのスリム化を図って、かつリバウンドしない収納をめざしましょう。
洋服のコーディネートが楽しくなるようなクローゼットにしましょう。
衣替えのコツ2|思い切って全部出してみよう
洋服の見直しを行うときは、ちょっと勇気が必要ですが、とにかくクローゼットの中身をすべて出してみましょう!
まずは自分の持ち物を把握して、本当に着る服がどれなのか見極めていきます。同じようなデザインの洋服を何枚も持っているということはありませんか。
いかがでしょう。
おそらく、部屋いっぱいになるくらいの物が収まっているでしょう。ちょっとびっくりしてまうかもしれません。
わたしは仕事がら、リフォーム前のお宅のクローゼットを拝見することがあります。お客様のクローゼットには、必要のない物が何年も使われずに眠っていることがとても多いです。
中を確認していくと、何年も前に購入された、ご本人も持っていることすら忘れているような、コートやバッグなどがたくさん出てきます。
こんなときにお客様がよくおっしゃるのが
「なんで今までこれを後生大事にしまっておいたのかしらね。」
というひとことです。
実はこのことに気づくのがとても大切なんですね。
自身の気づきがあると、衣替えで苦労して要らないものを移動するということがなくなります。
衣替えのコツ3|収納をイメージして分けよう
次に中身を分けていきましょう。分ける手順は2段階あります。すべてゴールの収納をイメージして分けていくのがコツです。
手順1|大きく分ける
ここでは、まず自分(家族)にとって「必要な服」「着る服」を選んでいきます。
分ける基準は、ずばり一年以内に「着たか」「着なかったか」です。
実は、一年以内に着なかった服は、おそらくこれからも着ない可能性がとても高いのです。
ただし、一年着ていなかったにせよ、この作業を行うときにさまざまなことが頭の中をよぎっていくことでしょう。たとえば、
この服は高かった
この服は痩せたら着る
この服はプレゼントされた
などです。
それでも、この作業を淡々と行ってみてください。着なかったからといって、すぐに「捨ててしまう」ということではありませんから、安心してやってみましょう。
いかがですか。一年以内に着た服は、実はとても少なかったのではないでしょうか。では、なぜこれらの服を着ていたのでしょうか。
デザインが気に入っていた
自分に似合っていた
着心地が良かった
もしかして、こんな理由からではないでしょうか。服を選ぶ理由が分かれば、これからどんな基準で服を購入すればよいかが分かってくると思います。
余分な服を持たなくなれば、次回からは衣替えの手間も省けますね。
手順2|細かく分ける
次に、一年以内に着た服を分けてみましょう。
服を分けるのは、収納するときに、取り出しやすく、戻しやすくするためです。それには、持ち主や使用頻度を考慮して収納できるように分けるのがベストです。
分け方の例をあげておきますので、参考にしてみてください。大きな分類からだんだんと細かく分けていくとよいでしょう。
- 持ち主別に分ける(ご主人様、奥様、お子様など)
- アイテム別に分ける(トップス、ボトムスなど)
- TPO別に分ける(仕事用、プライベート、冠婚葬祭用など)
- 色別に分ける(白、ブルー、グレーなど)
衣替えのコツ4|手放したくない洋服はどうする?
一年以上着ていなかった服の中をどのよう手放すかは、洋服の状態により次の例を参考に選択してみましょう。
- ごみ(資源ごみ)
- 知り合いにゆずる
- バザーに出す
- リサイクルショップに売る
- フリーマーケットで売る
どうしても、心残りの洋服はいったん保管しておきましょう。この場合は透明なボックスに入れるなど、目に見えるようにしておくのがポイントです。
さらに、記憶のかなたに消えてしまうことのないように日付も記入しておきましょう。
そして一年後にもう一度、必要がどうかの判断をしてみましょう。
衣替えのコツ5|収納の工夫でリバウンドなし
いよいよ収納をしていきます。一時的にすっきりしても、すぐにリバウンドしてしまうようではここまでの頑張りが水の泡です。リバウンドなしの収納は、取り出しやすく、もとに戻しやすいことがポイントです。
基本はハンガーにかけて収納する
今のシーズンに着る洋服はハンガーにかけて収納します。取り出しやすく、もとに戻しやすいので、クローゼットが乱雑になりません。また、洋服のしわも気になりません。
ハンガーの見直しもおススメです。形やサイズがバラバラですと、使い勝手がわるく、デッドスペースも増えてしまいます。
ハンガーは薄型で、肩の線がくずれにくいものをおすすめします。ちなみにわたしは「マワハンガー」を利用しています。
洋服は立てて収納|引き出しは細かく仕切る
ニットやインナーなどは引き出しに収納します。市販のクローゼットケースや、小型のチェストなどを利用すると思います。
引き出しに洋服を収めるときは、引き出しの深さにあわせてたたみます。そして引き出しには立てて収めていきます。
立てた洋服がくずれないように、引き出しの中を小さく区切ってみましょう。ブックスタンドを利用する方法もありますが、わたしのおススメはこれ!
そう、買い物したときの紙袋です。大小さまざまな紙袋を引き出しの高さに合わせてカットします。
切り口を内側に折り返しておくと、ひっかかり防止になります。
クローゼット内のエリア分けを
使いやすいクローゼットの条件は、洋服が取り出しやすく、収めやすいことが一番かと思います。
収納方法に自分なりのルールで、洋服の住所を定めていくと良いでしょう。リバウンドさせない収納は、もとに戻すということがポイントです。
そのために、クローゼットの内部をエリア分けして、使いやすい位置を検討してみましょう。
一般に上段は使いにくいので、次シーズンの物や1年後に確認する物など、使用頻度の低い物を、中段と下段に今シーズンの物を収納していくのがおススメです。
そのうえで、持ち主別やアイテム別に区分けして収納しましょう。
衣替えのコツをつかんでチャレンジ!
いかがでしたか。
衣替えのコツをつかめば、ワードローブが厳選されて、毎日のコーディネートが楽しくなりそうですね。
お天気の良い「衣替え日和」にぜひおためしください!
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