やることが多すぎる!
だけど一日の時間は限られている。
何から手を付けたらよいかわからない。
どうしよう!!
ということで、焦るばかりで、頑張っているのに、一日が終わるとそれほど進歩がなく、落ち込む・・・。
こんなネガティブな連鎖に陥ってしまうと、毎日がしんどいですよね。
今日は、こんなときどうしたらよいか、その対処法をお伝えしていきます。
Contents
やることが多すぎるときの頭の中は
わたしは仕事で、整理収納のコンサルティングを行っているのですが、
「あれもこれもやらなくちゃ」と、やることが多すぎるときの頭の中は、整理前の引き出しの中みたいだな~と思います。
こちらは、先日、整理収納のコンサルティングをしたお客様の食器棚の引き出しです。(じゃーん!)
いかがですか。(けっこう迫力ありますよね。もちろん掲載の許可をいただいております!)
お箸やスプーン、フォーク、コンビニでもらう割りばし、なぜかエッグカッター?
などなど、あふれんばかり盛りだくさんに詰まっていますね~。
このような状態ですと、どれを使っているのか、どれが必要なのか、はたまた隠れているものは何なのか、さっぱりわかりません!
実は、やることが多すぎると思っているあなたの頭の中も同様なのです。
やることがはっきりしているときの頭の中は
こちらは、整理後の引き出しの中です!
いや~、すっきりしました!(パチパチ)
スプーンやフォークは、必要な数だけになり、よく使うティースプーンは、一番取り出しやすい位置に。
一目でわかりやすく、取り出しやすい状態になりました♡
やることがはっきりして、順序だててスケジュールが立てられるときの頭の中は、こんな風にすっきりとしていているのです。
ごちゃごちゃからすっきりのフロー
では、どうやって、この引き出しをごちゃごちゃからすっきりにできたのか、そのフローをご紹介しますね!
① 引き出しの中身をすべて出す
まずは、引き出しの中身をすべて、テーブルなどに出します。
②必要なもの(使っている)と不必要なもの(使っていない)に分ける
次に、必要なものと不必要なものに分けます。
ここでは、実際に使っているか、使っていないかで分けていきましょう。あんがい使っていないものが多いことに気づくでしょう。
この分類作業で、自分にとって何が必要なものかが分かります。
③アイテム別に分類する
さらに、お箸やスプーンなど、アイテム別に分類していきます。
アイテム別に分類すると、食器棚の引き出しに置いておかなくてもよい、などの判断もできます。
④ 引き出しに戻す
そして、引き出しに戻します。
このとき、よく使うものを取り出しやすい位置に収めるようにすると、よりすっきりと秩序が生まれます♪
以上が、ごちゃごちゃからすっきりのフローです。
このフローの最大のポイントは、「中身をすべて出す!」ということ。
一度すべて出さないと、何が入っているのか、本当に必要な物が何なのか、ということが分からないのです。
やることの優先順位が分からないままだと、せっかくやったことがたいして意味もなかったり、後手後手になってしまったり。
頭の中で「やらなければならないこと」がごちゃごちゃになっているなら、このフローと同様のことをすればよいのです!
やることが多すぎるときの頭の中をすべて出す
「頭の中をすべて出す!って、どうするの~??」
と、おびえないでくださいね。
方法はいたってシンプル!
頭の中を見える化するには、まずやらなければいけないと思うことを、紙にすべて書き出していけばよいのです。
これは、わたしもよくやる方法なのです。
わたしなりのこだわりポイントがあるので、お伝えしますね。
紙は大判!
ぜひ、紙はなるべく大きなものを選んでみてください。
少なくともA3以上、カレンダーや包装紙の裏なんかでもよいですよ(笑)
やらなくてはいけないと思うことを、思いつくまま、思いっきり書き出しましょう!
家のこと、自分のこと、お子様のこと、仕事のこと、実家のこと・・・・。
ペンは太目!
ペンも少し太目で、書き味のよい物を。ストレスなく筆が運ぶものを選んで!
おススメはぺんてるのサインペン!
老若男女だれでも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
太さ、書き味申し分なし!のわたしの定番♪
(好きすぎるからリンクもはっちゃいます。)
やることが見える化すると爽快!
頭の中を、全て書き出せましたか?
おそらく、書き出した時点で、かなりすっきり爽快になるはず。
もしかしたら、「あれ?これだけだったの?」と思うかもしれません。
そう、きっと思っていたよりたいしたことないですよ!
やることを分類する
そうはいってもやることはあるので、分類作業を進めましょう。
①プライベートか仕事か
まずは、プライベートか仕事か、自分のことか家族のことか、など色別にマークしていきます。
②緊急か、後でもよいか
次に、緊急度の高い物から時系列に番号を付けていきます。
① ②の分類作業をしている途中で、「これは別に、急いでやらなくてもいいんじゃないかな」とか「自分がやらなくてもいいんじゃないかな」ということに気づく項目があります。
これがポイントなんですね。
やらなくてはいけないと思っていたことの中に、結構、やらなくてもよいこともあったりするものです。
③スケジュールに落としこめば完成!
やることと、優先順位が分かれば、あとはスケジューリング。
今日、明日、今週中と期限(納期)が分かれば、順番にこなしていくだけ!
やれることは限られているからこそ
いかがでしたか。
こうして頭の中を、見える化、分類することで優先度が分かり、やることの必要性や順序が明確になります。
やらなければならないことでも、やり方を変えることはできます。
例えば仕事の資料づくりは、これまでの物を参考にすれば、ゼロから作る必要はありません。
家事や育児も、家族とのコミュニケーションをとるなど、どうしてもやらなくてはいけないこと以外は手抜きしてもよいかもしれませんね。
整理収納アドバイザーの考え方は、どんな場面でも共通で、「不必要なものを取り除き、必要なものを見極める」ということです。
そしてこの考え方は、物だけでなく、頭の中の整理にも当てはまるのですね。
まじめな人ほど、すべてを完璧にこなそうとしてしまいがち。
でも、結局のところ一日でやれることは限られています。
だからこそ、何事も効率よく進めていきたいものですね☆(わたしも頑張りま~す!)
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