寝室が散らかっていると、一日の疲れがどっと押し寄せてきませんか?
「ベッドの上って、物を置いたり広げたりするのに、ちょうどいいから、いつの間にか洋服のたまり場になってる。」
「ベッドまわりって、掃除機が届かないから、つい掃除をさぼっちゃう。」
「床が物で侵食されてる!」
「コンセントがからまって、掃除機がかけられない。」
寝室をお掃除しやすくするなら、ベッド、床置き、コンセント問題を攻略しましょう。
今日はお掃除しやすい寝室づくりについてお話ししていきます。さっさと掃除をすませて、美容のためにも安眠しましょう!
Contents
掃除しやすい寝室はベッドをどこに置くかできまる
ベッドはそもそも物が置かれやすい場所
収納のゴールデンゾーン
ベッドの高さは、ぽいっと物が置かれやすい位置です。人が物を置いたり、取り出したりする場合の、収納ゴールデンゾーンにピッタリハマっているからです。
ですから、ベッドに物が置かれるのは、自然の摂理とも言えます。決して、「だらしないから」ではないのです☆
少しでも、これを改善するためには、ベッドの置き場所にカギがあるのです。次はベッドの置き場所について考えてみましょう。
ベッドはどこに置いてある?
さて、寝室のベッド、どこに置いてありますか。
こちらは、寝室とベットの配置例です。結構、普通に思えますが、実はこれが掃除しにくいレイアウトの代表でもあります。
掃除しやすいレイアウトはこちらです。
違いがお分かりですね。
ベッドを壁際につけて配置すると、奥は掃除できなくなります。また、壁がついたてになって、物を置きやすくなり、結果、どんどん物のたまり場になってしまいます。
ところがどうでしょう。少しだけベッドを壁から離してレイアウトするだけでまるで違います。
ベッドはどこに置くのがよい?
ベストポジションは
お部屋の大きさや窓の位置などにもよりますが、まずは少し壁から離すレイアウトを目指してみましょう。ベストポジションは3方アクセスです。
この絵のように、ダブルベッドなら両サイドと足元、ツインなら真ん中を共有して、やはり3方からアクセスできるのが良いです。
ベッドまわりの理想寸法は
ベッドまわりをどのくらい開ければよいかですが、人が通るには45cmくらいが理想といわれます。
そんなに余裕がないという場合は、掃除機のヘッドが入るかどうかで位置を決めてみてください。
このように、ベッドの置き場所をほんの少し変えるだけで、掃除がしやすい寝室になりますよ。ぜひお試しください。
おすすめ|パジャマの収納
毎日着替えるパジャマは定位置を決めてみてはいかが。
わたしのおすすめは、ハンガーにかけてクローゼットの扉などにかけておくという方法。
たたんで、ベッドに置くより、カンタンですっきりしますよ。
掃除しやすい寝室は床に物を置かない
床は物がひとつ置かれるとどんどん増殖する
おすすめ|とりあえずボックス収納
床に物が置かれていると、掃除はしにくいし、したくなくなります。
そして、厄介なのは、床にひとつ物が置かれると、なぜかどんどん増殖していくことです。
これは、片付いていない環境にいると、「まあ、このくらいいいかな」という感情が生まれてしまうせいなんですね。
バッグや、洋服、読みかけの雑誌などは、できればその日のうちにクローゼットや本棚といった本来の置き場所に戻しておくのをおすすめします。まずは、床にはなるべく物を置かないように心がけましょう。
「ベッドにも、床にも物が置けないなんて、そんなのムリ!」
そんな方には「とりあえずボックス」をおすすめします。
かごやボックスなどを用意して、とりあえず、しまうのが面倒なものはこのボックスに入れておきます。
これだけで、床のあちこちに物が置かれたままになっているより、ずっとスッキリするはずです。また、探しものがあるときも、「とりあえずボックス」の中を疑えばよいでしょう。
ただし、このとりあえずボックスがいっぱいになったら、もとの場所に戻すというルールを決めておきましょう!
そう、憧れのルンバが通れる部屋をイメージして!
掃除しやすい寝室はコンセントをすっきりさせる
コンセントがぐるぐるにからまっている
床に何も置かないということと関連して、コンセントの問題があります。このようなぐるぐるにからまったコンセント。よく見かける状況ですね。
見た目にも良くないですし、ホコリも溜まります。なにより、掃除機をかけることができません。
おすすめ|コンセントボックス
こちらは、収納のパイオニアでもある近藤典子先生のご紹介する方法です。実はわたし、近藤先生から、直接研修を受けているのです。今日は先生直伝の方法を図解しちゃいます。
- まず、図のような、両方に穴のあいたボックスを用意します。
- ボックス内にタップを仕込んでおきます。両面テープで固定してもよいですね。
- このタップに、他のケーブルを穴から通して使います。
- ボックスは壁面に立てておけば、目かくし効果にもなります。
インテリアにあったボックスで手作りしてみてはいかが☆
掃除しやすい寝室はお気に入りの寝室
掃除しやすい寝室についてのテクニックについてお話しをさせていただきました。
掃除しやすい寝室の最後に、「掃除したくなる寝室」についても触れておきたいと思います。いうならば、掃除のモチベーションがあがる寝室!です。
散らかっている寝室だと、どんどん散らかってもいい気がしてくるのと反対に、きれいで、すっきりとした寝室は、その状態を保ちたくなるものです。
ぜひ、寝室を、思いっきり自分のお気に入りの空間としてみてください。
お気に入りの空間なら、散らかる前にお掃除をこまめに行えるはずです。
あなたのお気に入りを見つけて
寝室におすすめな、おだやかな気分になれるアイディアやグッズを集めてみました。
間接照明|部屋の一部が照らされるだけで寝室がグレードアップ。写真のようなスタンドだけでなく、小さなランプを置くだけでも雰囲気が変わります。
アロマ|安眠にはやっぱりラベンダーの香りが定番ですね。アロマディフューザーがなくても、ティッシュペーパーに一滴落とすだけで楽しめます。その場合はシミにならないように気をつけて。
観葉植物|小さな緑があるだけで、心やすらぎそうですね。
置き時計|小さくても存在感のあるデザインのものはいかが。
愛読書|スマホやタブレットも良いけれど、愛読書はページをめくる楽しみがあるほうがいいな!
いかがでしたか。寝室がお掃除しやすくなれば、すっきり安眠のための空間が、短時間で実現します。
今日の疲れを残さず、安眠のための寝室づくりを!
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