これから整理収納アドバイザーの資格取得を検討されている方は、取得後にどんなメリットが得られるか、気になるところですね。
「具体的に何が変わるの?」
こんな疑問を持たれる方も多いでしょう。
わたしが整理収納アドバイザーになって感じる大きなメリットは、「物の買い方が変化した。」という点です。
具体的には、「物を買う」ということに、以前よりとても慎重になり、無駄な買い物をすることが少なくなりました。
これは、整理収納アドバイザーで学んだことがベースとなって、意識改革ができたから!
今日は、整理収納アドバイザーを取得して、得られたメリットについてお伝えをしていきたいと思います。
Contents
買い物のパターンが劇的変化!
整理収納アドバイザーを取得する前
それでは、物の買い方がどのように変わったのかをお話しします。まずは、わたしが整理収納アドバイザーを取得する前の、買い物のパターンを紹介します。
今日は、久しぶりにデパートで、新しい洋服でも買おう!
う~ん、いまいち、ピンとくるのないな~。
そろそろ、足もいたくなってきたけど、このまま帰るのもったないし。
あらっ、このスカート可愛いかも。
とりあえず、今日はこれ買っておこう。
あ~、それにしても、なんか疲れた。
いかがでしょうか。
以前のわたしには、こういった買物のパータンが、すごく多かったのです!
そして、ここで買ったスカート、実は、その後いちどもはかない・・・という運命をたどるはめになりました。
ここでは、洋服を買うということは、途中から目的でなくなり、何か買わないと損するような気持ちだけを満たすために、買い物をしてしまっているのです。
ですから、このスカートは、もともとそれほど必要ではなく、だからはくことも、愛着もない、いつの間にかその存在すら忘れてしまう、という悪循環におちいっていくことになるのですね。
こんな身の上をもつ物たちが、長い年月の間にどんどん溜まっていました。
このように整理収納アドバイザーを取得する前のわたしは、とても安易に物を買っていました。
整理収納アドバイザーを取得した後
つぎに、整理収納アドバイザーを取得した後の、買い物のパターンを紹介します。
ワードローブに足りない、ネイビーのジャケットを買おう。
通販でも買えそうだけど、風合いも気になるし、実際に見に行こう。
思ったとおりの風合いで、素敵♪試着してみたら、サイズもぴったり。
これなら、あのパンツでもあのスカートでも着回せるな。
そして、このジャケット、お友達にも褒められて、ヘビロテしてます。
このジャケットは、わたしのワードローブに必要なもの。だから真剣に探すし、吟味して買う。そしてお気に入りの一着になり長く愛用することになるのです。
物に対する考え方も劇的変化!
このように買い物のパターンが大きく変わったのは、整理収納アドバイザーの基本理論を学んだからです。
具体的には、次のような気づきを得られました。
- 何がどれだけあるか、持ち物を把握できるようになった。
- 足りないものが何か、分かるようになった。
- 自分の好みのものが分かるようになった。
- 物を大事にするということが、どういうことか分かるようになった。
物の分類|4つの領域
それでは、このような気づきを得ることができる、整理収納アドバイザーの基本理論をご紹介します。
整理収納アドバイザーにはいくつかの基本理論がありますが、そのひとつに「物と人との関係性を考える」というものがあります。
これは、身の回りの物が、次の4つの領域に分類されるという理論です。
毎日のように使うものは、日常生活でなくてはならないものです。スポーツで言えば、スターティングメンバーといったところですね。
スマホや仕事で使う筆記用具、買い物用のエコバッグ、日常使いの食器や、洋服などがあげられます。
出番がきたら使うものは、ベンチ入りしているメンバーです。いつでも試合に出られうようにスタンバイOKの物ですね。
クリーニングに出されて出番を待っている洋服、冬がきたらすぐに履く、お手入れされたブーツ、二人目の子供のためにとってあるおもちゃなども、これに当てはまります。
持っているだけのもの、忘れているものは、そのとおり、持っているけれど使っていない物です。
何年も袖を通していないコート、押し入れの奥の段ボール箱、中身が何かも思い出せない物です。
壊れているもの、ゴミは、もう使うことができない状態なのに、そのままになってしまっている物です。
インクのない、もう書けないペンや、切れたネックレス、片方だけのピアス、古いパソコンやビデオデッキなどがよくある例です。
物の分類|4つのパターン
そして、これら4つに分類された物は、それぞれの割合に応じて、次の4つのパターンを構成します。
1つ目めは、毎日のように使うものが大部分をしめるパターンです。
2つ目は、出番待ちの物が大部分をしめるパターンです。
3つ目は、持っているだけの物が大部分をしめるパターンです。
4つ目は、使い物にならない物、ゴミが大部分をしめるパターンです。
いかがしたか。4つのパターンはイメージしていただけましたか。
自分のパターンは?
身の回りの物の分類や、物の持ち方のパターンが分かっても、自分がどうなのか、いまひとつピンとこない場合は、簡単なレッスンをしてみましょう!
お財布、ペンケース、化粧ポーチなど、ごく小さな空間を整理して、物を分類してみましょう。
【お財布の場合】
①お財布の中身を、机の上にすべて出す。
②必要な物(お金やカード)と必要のない物(レシートや期限切れのクーポン券など)に分類する。
③さらに、この1週間で使った物と、使っていない物に分類する。
いかがでしょうか。
お財布の中でさえ、持っているだけの物、忘れている物、ゴミなどが、驚くほど収まっていたのではないですか。
これが、家や職場など、身の回りのいろいろな所に当てはまる状態なのです。
物は使ってあげよう!
以前のわたしは、3つ目のパターンに見事に属していました。クローゼットの中などは、使っていないもの、忘れているもののオンパレード!
そんな物たちを前にして、「今まで、なんてもったいないことをしていたの」とガクゼンとしましたよ。
物は本来、どういう人に、どういう目的で使ってもらうか、という明確な意図があって作られます。
それを、ただ、持っているだけ、ましてや持っていることすら忘れている、というのでは、物からしたら、報われないですね。(笑)
「物を意図どおりに使ってあげられないのなら、安易に買ったり、もらったりしてはいけない。」
わたしが、整理収納アドバイザーの基本理論から学んだことです。
ここから、「物の買い方が変化した」という大きなメリットを得ることができたのです。
メリットがどんどん増える
ということで、整理収納アドバイザー取得後に、どんなメリットがあるか、私の例をお話ししてみました。
実はこの「物の買い方が変化した」というメリットは、次のメリットを生んで、今もどんどん増えています。
たとえば、物を買うのに慎重になると、無駄遣いがなくなります。
だんだんと物が厳選されてきて、身の回りがすっきりしてきます。
このようにメリット増殖中です!!
あなたもぜひ、整理収納アドバイザー取得後のメリットを体験してみてください☆
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