「大掃除!!あ~、何から始めたら良いの?」
年末の大掃除のことを考えると、気分も滅入ってしまいそう。毎日時間に追われている人なら、なおのことそう思うでしょう。
めんどうな大掃除を一日ですっきり終わらせるためのスケジュールをたててみませんか。
大掃除前の準備のポイントと、計画の立て方のヒントをご紹介します。何から、どこから始めたらよいかを解説します!
Contents
はじめに|大掃除はポジティブに!
大掃除というと、どんなイメージを持ちますか。
「めんどくさ~い」「できればやりたくない」「大変!」と、おそらくマイナスのイメージを持たれるのではないですか。
まずは、そんなマイナスイメージを払拭しましょう!
大掃除は、汚した、散らかした後始末ではなく、来年をすっきり迎えるための準備
と思ってください。
いかがですか。とたんに明るい日差しが差し込んできたような気がしませんか(笑)
そう、大掃除は未来への準備、まずはプラスイメージを持って!
それでもモチベが上がるのか心配な人はこちらをどうぞ♪
大掃除|計画をたてる前のポイント
①部屋のリストアップ
大掃除を計画する前に、大掃除する場所を確認しておきましょう。後からやり残したところのないように、まずは部屋をリストアップしてみましょう。
あらためて確認してみると、意外と忘れているような個所に気づくこともあるかと思います。部屋の中でも、普段は掃除できていない箇所を見つけて。
ふだんの掃除では行き届かないところ 見落としがちな個所はこちら
ドアノブ、取っ手
巾木
カーテンレール
トイレ、浴室の換気扇
照明器具
②掃除道具|買い出しのリストアップ
いざ、大掃除というときに、足りないものがないように掃除道具のリストアップをしておきましょう。同時に買い出しのリストアップもしておけば、当日慌てることもありません。
掃除用具とともに、必需品となるのが洗剤。
洗剤は、汚れに合わせて数種類用意しましょう。
必要なものは 早めに準備|基本の洗剤はこちら
トイレ用中性洗剤|黄ばみや黒ずみなどの汚れに。便器やタンクで使います。
住宅用中性洗剤|手垢やほこり、軽い油よごれなどに適しています。
住宅用弱アルカリ性洗剤|壁や床、家具などの一般的な汚れに。
浴室用中性洗剤|せっけんかすなどに強い成分が含まれています。
肌の弱い方は台所用中性洗剤でも代用可能です。
台所用中性洗剤|キッチンのほか、浴室やトイレの中性洗剤の代わりとしても使えます。
油汚れ用弱アルカリ性洗剤|油汚れに対する分解力が強い洗剤です。洗剤が残るとさびの原因にもなるのでよくふき取って。
クリームクレンザー|弱アルカリ性の微粒子で、こびりついた汚れを研磨して落とします。
酸性・アルカリ性・塩素系洗剤|中性よりも強力な洗剤です。塩素系と酸性は絶対に混ぜて使わないで。
洗剤のほかにも、バケツや雑巾、簡易モップや手袋なども忘れずに。細かい部分の掃除には割りばしや、竹串なども便利!
こんなの見つけました♡
ダイソーで購入した「ブラインドクリーナー」
挟んでサーッとひと拭き!ラクラクお掃除!!
大掃除|順番を考えるときのポイント
一日ですっきりと効率よく終わらせるには、どんな順番でやるかを決めるのがポイントです!
①外まわりから内へ
最初に外回りをきれいにしておけば、ゴミを出したり布団を干したり中の掃除をじっくり行うことができます。
掃除をする場所の順序は次のようなイメージです。
- デッキや縁側、ベランダといった外回り
- 部屋
- 水回り
②奥から手前へ
奥の部屋から手前に掃除をしてくれば、きれいになったところを汚れた足で踏まずにすみますね。
床のワックスがけなどをするときには、特に注意です。手前からかけてしまうと、乾くまで歩けなくなります(汗)
なるべく奥から手前にと戦略をたてましょう。
③上から下へ
部屋の掃除は、上から下へと進めていきます。
天井(ハタキ掃除)壁、(拭き掃除)、床(掃除機+拭き掃除)といった手順が理想です。
掃除機が先か モップが先か
拭き掃除で簡易モップを使う場合は、汚れやほこりが筋状にたまってしまうということはありませんか。
そんなときは、モップ掛け→掃除機という順番にしてみるのもありかも。
私の場合は、簡易モップ+コードレス掃除機を両手に、二刀流しています!
④下から上へ
上から下へが基本ですが、一部例外もあります。
家具の扉や、壁を住居用洗剤をつかって掃除する場合は、上からの液垂れを防ぐために、下から上という順番で拭き取るようにしましょう。
※家具などに住居用洗剤を使う場合は、材質を傷めることのないよう、注意書きをきちんと読んで確認しましょう。
大掃除|一日ですっきり終わるスケジュール!
いよいよ具体的な計画を立てていきましょう。
大掃除の日を決めて、1日のスケジュール表を作成してみましょう。
毎日の掃除と違って大掃除は家中全てが対象です。なんとなく始めて、時間切れ!などということのないよう、時間配分をきめましょう。
あらかじめ、大まかな時間を決めておくだけで、大掃除の半分は成功したようなもの!
このとき、家族で分担を決めてもよいですね。
9:00|外回り
外回りのポーチやベランダからスタート!
戸建て住宅は水洗いができますが、マンションや集合住宅の場合は、バケツに水をくんで、ブラシや雑巾で汚れを落としていきましょう。
9:30|玄関
下駄箱の掃除は、外に新聞紙やレジャーシートを用意して、靴をすべて並べてみましょう。風を通すだけでもすっきりします。
ちょうどよい機会なので、靴の処分も考えましょう。いつも履いている靴は案外少ないもの。
靴を処分する基準を考えてみました。
- 下手箱に対する靴の適性量を考えましょう。例)入り切らない靴は処分すると決める。
- 持ち主ごとに何足必要かを考える。例)ご主人様、奥様、お子様
- 用途で何足必要かを考える。例)ビジネス、プライベート、レジャー
- 色で何足必要かを考える。例)黒、茶色、白
このような基準をもとに適正量を見つけてみてはいかがでしょうか。
10:30|キッチン
キッチンは油汚れが大敵ですね。
コンロや換気扇の油汚れは、力まかせにゴシゴシ洗っても、なかなか落ちません。
油汚れはまず汚れを浮かすことがポイント!
午前中のうちに、取り外して、中性洗剤を混ぜた液に、つけ置きしておきましょう。
11:00|部屋
この間に部屋の掃除をしていきます。天井のホコリを落として、掃除機をかけ、拭き掃除で仕上げていきます。
ここでそろそろ午前中も終わりです。
12:00|ランチ
ランチタイムは、楽しいイベントタイム!
あらかじめおにぎりやサンドイッチをつくっておけば、ピクニック気分☆
13:00|キッチン
この時間になると、油汚れもだいぶいい感じに浮き出ていますよ。浮いた汚れはカンタンに落とせるようになっています。
キッチンの扉や、周辺のパネルは、住居用洗剤をつかって。
14:00|バスルーム
キッチンにつづき、水回りの代表ともいえるのがバスルーム。大掃除のときは、天井から壁床までピカピカに仕上げていきましょう。
届きにくい天井は、ふだんはフローリング専用の簡易モップを使うのも便利ですよ。古くなった布やタオルを巻いてふけば、ラクラク!
15:00|洗面所
洗面所はコンパクトな空間のわりに、たくさんのものがあります。ここも一度すべてものを出してこの機会に確認をしましょう。
ストック品が多かったり、あるいは足りなかったりしませんか。同じ用途で複数あるものは処分しましょう。
洗面化粧台のキャビネットを開けてみると、「同じ住居用洗剤のボトルが何本も入っている」というのはよくあるパターン!
そして、どれも使いかけというのもまた、よくあるパターン!!
こんなことのないように、同じ種類のボトルは奥から手前へ順番に整列させておきましょう。
「使っているものの後ろにストック1本」が理想です。
16:00|トイレ
最後はトイレ掃除。ふだんの掃除ではなかなか行き届かない、換気扇や、便器の裏側なども念入りに。
アロマの先生に習ったのですが、トイレットペーパーにアロマオイルを2、3滴落としておくと、芳香剤いらずに!
アロマオイルは、殺菌の効果もあるそうなので、一石二鳥ですね。
いかがでしたか。大掃除は、できればお天気の良い日に1日で終わらせたいものです。ぜひ、イベントとして楽しんでください。
時間のとれない方は、週末の何度かに分けて、外回り、部屋、水回りというようにしてもよいですね。
何事も計画、段取りが大切。
ぜひ、スケジュールを参考になさってみてください☆
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